PPD(PFA)、「UVA」マークについても知っておくと便利です [紫外線対策]
日本のサンスクリーン剤には、「SPF30、PA++」と紫外線に対する防御力が記載されていますが、特にPAについては日本の基準のため海外の製品には書かれていないことがあります。この代わりに利用されているのが、PPD(PFA)という指標で、PAと同じようにUVAに対する防御力の指標で、PAと違い、数値で表現され(例:PPD10)、皮膚が黒化する最小量の紫外線量に比べ、塗布時に何倍の紫外線にまで耐えられるかで数値が決まります。PPD10といえば、塗らない場合と比較して10倍量の紫外線を浴びても同程度しか黒化しないことになります。この指標、特に欧州で重要な指標とされており、PPD値がSPF値の3分の1以上でなければ良い日やけ止めではないとされているほどです。
例えば、SPF30ならば、PPD10は必要ということですね。これはPAに換算するとPA+++に相当します。というのも、PPD値が2以上4未満でPA+、4以上8未満でPA++、8以上でPA+++に相当するためです。8以上だとPA+++というのもちょっと乱暴な気もしますし、UVBと比較してUVA対策がきちんと出来ているのか不安になりますね(^^;。こんな時に役に立つマークが「UVA」というロゴマークです。
というのも、「PPD値がSPF値の3分の1以上必要」というヨーロッパの業界団体主導で定められたこの日やけ止めに対する考え方に基づき、今では欧州政府が推奨するものとなっており、この条件に合致する製品には「UVA」というロゴマークが付けられているためです。
↓こんなマークです。
これからはSPFやPAだけでなく、「UVA」のロゴマークもできればチェックして、紫外線対策をしたいですね!
国内で比較的手に入りやすいUVAロゴマーク入りの日焼け止めは、この辺りでしょうか?
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2011-04-16 02:40
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