シミやしわを防ぐには日々の紫外線対策が重要です！

私たちの肌に影響を及ぼす紫外線ですが、実は肌の老化にも関係しています。加齢によりシミやしわが増えるだけでなく、紫外線によっても老化は進むんですね。これを光老化といって慢性の紫外線傷害といえます。

加齢による肌の老化との最大の違いが光老化では、紫外線に対する防御反応として，皮膚は厚くゴワゴワになり，色も濃くなる、ということ。それがシミ，しわとなって現れるんです。また、皮膚の張りを保つ弾性線維が破壊されてしまいます。弾性線維が機能しなくなるため皮膚の張りが無くなり，しわや，たるみができてしまう、というわけです。紫外線を防ぐことさえできれば、白さを保つことができますが、対策を怠ってしまうと茶色くてゴワゴワし，曲げるとしわができる「ボール紙」のようになってしまいます。こうならないようするためには、日頃のケアが大切です。

一番の対策は「紫外線にはなるべく当たらないこと」ですが、これは外出しないことを意味します。特に夏は格好のレジャーシーズンですから、これではつまらないですよね。また、4月～9月くらいまでは紫外線対策が必要と考えてください（UVインデックスが3以上になる日がかなりの割合になります）。夏に較べると肌の露出は少ないですが、顔は無防備になりがちですからね。

なお、厚生労働省のガイドブックによると、日常生活で浴びる紫外線であれば、SPF10でPA+レベルの日焼け止め剤で十分とのことです。或いは日焼け止めとは書いていなくてもSPF、PA表示のある日中用の乳液・クリームものも有効です。屋外でレジャーされる方はより効果の高いものを選ぶ必要がありますので、使い分けてくださいね。

次回はSPF、PA、シーン別の対策についてもう少し詳しくまとめますね。

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