SSブログ

紫外線がいつ、どのように皮膚に届くのか知っておきましょう! [紫外線対策]

前回の記事では、基本的な知識として、紫外線にはUV-A、UV-B、UV-Cの3種類があると紹介しました。今回は、紫外線はいつ頃から強くなり、どのように皮膚に届くのか?について調べてまとめました。効果的な対策を取るためにもぜひ知っておいてくださいね。


紫外線は真夏の7月~8月に一番強くなるように思えますが、実はこれは少し違うんです。サンタンを引き起こすUV-Aが最も強くなるのは、太陽が最も高くなる5月ごろで、最も弱い冬と比較すると約2倍の強さとなります。
一方、サンバーンを引き起こし、皮膚ガンに影響があるとされるUV-Bは8月に最も強くなります(ただし、北海道では7月に最も強くなるようです(気象庁HP))。
したがって、季節によってどのようなUVケアをするか、は変わってくることになります。


また、紫外線は一日のうちでは太陽が高くなる12時ごろに最も強くなり、日差しの強さが朝からなだらかに上昇するのに比べ、紫外線量は8時前後から急激に強くなります。これは紫外線が地上に達するまでに通過する大気の距離が長いときほど、オゾンによる吸収や空気分子による散乱などで大きく減衰するからです。従って、正午をはさんだ前後1時間くらいはとても紫外線の影響を受けやすいので外出時には日焼け止めクリームを塗る、日傘を差すなどきちんと対策を取ったほうがよいでしょう。


さらに紫外線の強さは天候にも影響を受けます。快晴の日の紫外線量を100とすると、曇りの日には60くらい、雨の日は40前後まで落ち込みます。

次に、どのような形で紫外線が私たちの皮膚に届くか、について考えてみましょう。太陽からの直射日光だけではないんです。その他にも主なものとして
  • 大気中を散乱して届く「散乱光」
  • 地面を反射して届く「反射光」

があります。「散乱光」による影響はとても大きく、晴れている日などは直射光による紫外線よりも強いことがよくあります。また「反射光」は地面の種類によって大きく異なることが知られていて、アスファルトや草地・土では10%程度と小さくそれほど気にならないのですが、砂浜では25%、水面でも20%、新雪となると80%にも達します。雪遊びをする際には特に気をつけたいですね。そして、海辺に出かける方も気をつける必要があります。

このことから分かるのは、上空からの紫外線を遮ることができる日傘や帽子だけでなく、UVケアクリームやUVカット素材を使った衣服を活用するなど総合的な対策を取る必要がある、ということです。


ちなみにテレビの天気予報などで用いられているUVインデックスという紫外線の強度を示す最も一般的な指標では、この「反射光」の影響を考慮していません。どこに出かけるのか?によっても紫外線対策は変わってくる、ということをぜひ覚えておいてくださいね。

次回は紫外線に関して、その他にも注意しなくてはいけない点があるのでその辺りをまとめてみようと思います。
タグ:シミ UV 紫外線
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:美容

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

FX初心者はこちらへ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。